されど、そうめん。
この時期はそうめんが食べたくなる。冷やし中華もいいけれど、そうめんが食べたかった。
一昨日の夜に自宅の台所を探して、去年くらいに買ったそうめんを出してきて、それを茹でた。
表示通りきっかり2分茹でて、その後は水でしっかりとしめる。こうすればおいしいそうめんができる・・・はずだった。
何の間違いか、5分も茹でてしまったのである。ザルにあけて冷水で洗ってみたものの、グズグズになっていた。
それは既に麺としての自覚をすでに失っていた。
・・・全く美味しくない。
捨てるわけにもいかないので、泣く泣く食べた。
昨晩はひどい目にあった。このままでは終われない。しかし、自宅のそうめんの在庫は切れてしまった。
折角のリベンジなので、今度は安いそうめんではなく、ちょっと高めのそうめん(揖保乃糸)を買った。
自宅に帰って、事前にタイマーをセットして茹でる。冷水でしめて、いただきます。
・・・めちゃくちゃおいしい。
子供のころ、そうめんの味の違いなんて分からないと高をくくっていたが、今ならわかる。
食べていて気持ちよいかどうか、そうめんに置いてはこれが一番大事だ。
揖保乃糸はまさに一級品に違いない。
麺つゆに刻んだネギ、ゴマ、生姜を入れれば、何も言うことはない。
みょうがを買っておけばよかったと後悔したけれども。
・・・さすがに今夜は違うものを食べよう。
ログイン